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本当に分かってるか?!
今思えば、とんだ勘違いだった。
それを強く感じたきっかけは「小林一茶」一茶の句は俗語や方言を駆使した軽妙な表現で「滑稽」「風刺」「慈愛」に富むと評される。
特に「弱い者へのいたわり」が強く、
我と来て遊べや親のない雀に代表される、と思っていた…。
ところが、
三歳で生母と死別。
十五歳で単身江戸へ。
三度の結婚、妻及び四人の子との死別…そのような一茶の生涯を知ると、「慈愛に富む」「弱者へのいたわり」という解釈?理解?鑑賞?では追いつかなくなった。
心が搾られるような孤独の流露であることを全く知らなかった。
そして弱い者へのいたわりの源泉を探ろうと思いもしなかった。
これとて、勝手な解釈に過ぎないが…。
イメージや語彙を自分の理解に当てはめて、『分かったつもり』でいた。
更に言えば、何だか「したり顔な知識」が全てだと思い、『それで良し』としていたことにも気づいた。
「知っていることは限られている」、いやいや、「ほぼ何も知らないに等しい」、そんな自分には、ある意味仕方ない、自分の力量不足と慰めつつも、せめて人に関すること、人と接する際には、『本当に分かってるか?』『他の可能性は?』『それは何を意味しているの?』を常に問いかけ、心していこうと強く思うようになった。
…ここまで書いたら、卒塾した高3生のYさんが久々に来塾。
就職が決まりました!と報告してくれた。
諸般の事情から、中学卒業して社会に出ることも視野に入れながら、頑張りぬいて成績急上昇した子。
第一志望の公立高校に合格!そして就職も第一志望!流石!!Yさん、おめでとう!来てくれてありがとう!またおいでや!***********************
伸学塾晴藍
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9月28日(土)・29日(日)
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