お知らせ・ブログ
読解力アップへ ~タイトルに注目!~
前回のブログ「起点は読解力」に
対していろいろ反応を頂いたため
今後しばらくは「読解力アップ」
をテーマにして書いていきます。
そもそもですが、読む際には
以下4つを意識してもらうと
それだけで入り込み方が違って
きます。
① 頭のなかで、対話せよ。
(賛成・反対・感想をつぶやけ)
② 頭のなかで、先取りせよ。
(推測し、推論し、討論せよ)
③ 頭のなかで、イメージせよ。
(より具体的に思い描け)
④頭のなかで、色づけせよ。
(文章に目印をつけろ)
そのうえで、
今回は主に「説明文・論説文」で
使える切り口。
~タイトル(題名)に注目!~
をお伝えします。
通常の読書は勿論、教科書でも
入試問題でも題名・タイトルが
記されています。
通常の読書であれば、タイトルを
みて読むかどうかの選択・判断を
しますので、絶対に意識している
ことなのですが、
自分で選択や判断していない文章
教科書や入試問題等の、いわゆる
「読まざるを得ない文章」は題名
を意識していないことが往々にし
てあります。
そうすると、
良く解らないままに、急かされて
方向も解らないままに読み始めて
しまい、文章中で「迷子」に。
それでさらに「慌ててしまう」と
もう平常心ではいられない。
そうなると
「読めば読むほどますます迷う」
なんてことにもなりかねません。
そこでやってほしいことは
「題名・タイトルは必ず読む」
「大きな話題をつかむ」
「文章の冒頭部分に注目して、
明確につかむ」
テキストに使用されている文章
で説明しますと、
例えば、伊藤進著
「<聞く力>を鍛える」より
第一段落で
『現代人の聞く力の低下を物語る
社会現象として注目しておきたい
ものに、カウンセリング・ブーム
がある。……』
という記述が出てきて、
聞く力≒カウンセリングへの流れ
が見えてきます。
こういう明解な例だけでなく、
上田篤著「庭と日本人」であれば、
冒頭で
『圓通寺の庭は「借景庭園」とし
てしられる…』で始まり、途中で
欧米人と日本人の植物や庭に対す
る意識の違いに触れている。
タイトルから推察すると、
欧米人と比較しながら、日本人の
庭に対する想いに触れているんだ
ろうなあ、という予測がたつ。
それを実際に読みながら確認する、
そんなイメージ。
文章を読むときは、自分の考えを
一旦脇において、そのまま受容し
て、吟味する。国語を解く場合は
それで良し。それ以後に自分なり
の意見を創る場合は、作者との
討論が始まる。そんなイメージ。
これからはより一層タイトルに
意識をしてみてください。
道筋が明確になりやすいですよ。
少しでもお役に立てば幸いです。
※マイベストプロ コラム
2023年度 公立高校入試分析 :学習塾 伊藤研三 [マイベストプロ大阪] (mbp-japan.com)
アップしました。合わせて
お読みいただけると嬉しいです。
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